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「気功の概念と述語」
 
Q. 「採気」とはなんでしょう?
A. 採気とは自然界にある新しい清気を採り全身の生理効能を増強し、陰陽をバランスよく合わせ身体を健康にして病気を防ぐ方法です。 山水の気、宇宙の気、樹木の気をとるのが一般的です。 樹木の気を採ることは良く見受けられる光景です。 採気する時刻は寅(午前3〜5)、卯(午前5〜7時)の刻がよいでしょう。
 
Q. 採気の方法を教えてください。
A. 例をあげて樹木の気を採る方法をお話しましょう。
樹木から約1.5メートル位離れて立ち、自然に立式静功をします。 両手の五指を鵜のくちばしの形にし、(図を参照) 掌を前に出す時、労宮穴(掌の中央にあるツボ)をゆるめ、後ろに引く時収めることを繰り返します。(労宮穴を開穴する動作)。 選んだ樹木の方に労宮穴をむけて、意念は内の濁気を穴位から排出することをイメージします。それに加え木の葉、幹、根などから生気が穴位から体内に入ってくると意念します。 例えば経絡がスムースに通り意念や姿勢が正確であれば数十秒後に気が三陰経、或いは三陽経を通って下丹田に入ってくるのを感じます。 採気する場合必ず五指をゆっくり開閉するように動かし空拳(軽く握る)を作るとき親指を外に向けておきます。 最後に意守下丹田におき、ゆっくりと収功します。
 
Q. どんな樹木を選ぶのがよいでしょう?
A. 一般には樹木によって気質、含有される色素は違いますので採気をする人によって自分は冷たいとか熱いとか感じ方は異なります。 ですから、病気の症状により樹木の種類を選択します。 中医学講義では"寒者熱之、熱者寒之"(寒がる人は熱がある、熱のある人は寒がる)といいます。 採気もこの原則を当てはめ身体の元気が不足した部分を補充する目的で行ないます。 クスノキ(樟脳)の気は温熱、桐の気は清涼、松柏の気は温和とそれぞれ違いがあります。 また、桃や、李、柳の気質は比較的散じるので、採気した感覚はあまりはっきりわかりません。ですから選ばないほうがよいでしょう。
 
Q. 何時採気すればよいでしょう?
A. 採気は気功鍛錬する時間を根拠として行ないます。 気功の水準が初心者か熟達しているか、身体状況は虚弱か強健かによって決定すれば採気する人はそれぞれ好い効果を得ることができます。 
 
Q. その他の留意点は?
A. 経絡が敏感でない人や、穴位がまだ開いていない人は焦って採気を学ばなくてもよろしい。 それよりも、気場のよい場所、空気の新鮮なところを選び、身体内部から外までリラックス(放B)した状態になるよう努めると真気は行き交い易くなります。 採気は多くすればするほど好くできるものではなく身体状態により調節しないと偏差(正常な効果からかけはなれた状態)が出現します。

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