私が「気功」と初めて出会ったのは、今から3年程前、俗に言う“燃え尽き症候群”に負け、心身共にドン底の状態にあったとき、京都市立病院で巌先生に「気功ウォーキング」の指導を受けていた母のすすめによるものでした。当初は、巌先生に外気治療を施して頂くだけで、気功教室のレッスンへ通う様になったのは、今からちょうど1年程前の頃です。現在は、まだまだ毎日が新しいことの発見ばかりで、「気功とは何か」といったことは正直、あまり考えていませんでした。
しかし、「自分にとって気功とは何か」ということについて常々考えてきました。私にとって気功とは、「自分自身と正面から向き合う時間」ということだと思っています。気功と出会うまで私は「自分のことは自分が一番理解している」と思いこんだ何も自分のことがわからない人間でした。
ところが初回のレッスンで自分のことが実は何もわかっていないことに気付きました。「はい、まず下丹田に意識を集中します」と先生の言葉に全く反応できませんでした。「自分の意識がどこにあるのかわからない」状態のままから脱出出来なかったのです。その時を境として、自分の内面についてもっと観察しようという気持ちになりました。けれどそれは、口でいう程私にとって安易なことではありませんでした。心がハイになるのをコントロールできないことを毎日の忙しさのためだとか、すぐ自分以外の他人のせいにする私の姿を見せつけられ続けました。そんな小心者の私がただひとつ本当に自分に正直になれる時間を見つけました。それが『気功』です。
これからもどうぞよろしくお願いします。今の目標『下丹田にある五臓六腑を照らすローソクの灯』を発見すること。 |
|