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巌 美稚子 参考文献「気功答疑」人民体育出版社刊 編著者 銭新培田 1990.11
1.気功は、理論的指導に基づいた一つの鍛錬方法です。
気功の基本理論は大きく二つの部分に分けられます。
@「中医理論」
陰陽、五行、臓腑、経絡、精気神、気血津液学説および病因病機、診断弁証、治則治法等です。
A歴代医師、気功家、養生家が、練功実践を通じて「経験」を総結し、それを発展させ、独特の理論を形成したものです。
例えば《周易》の中の陰陽、卦象変化倫理、生命学説、動静学説から発展し、陰陽、経絡、精気神学説等でできたのです。
2.中医学の中の“気”学理論は、気功の中でどのような意義がありますか?
“気”学理論は、気功と病気予防、保険延命に使う為の基礎理論です。
“気”学理論中では、“気”は、先天の気と後天の気に分けられ、元気は先天の気の範疇に属しています。
元気は先天の精から生じ、人体命門(腎のある経穴)に蔵されます。人体の健康状態は、即ち元気の盛衰にかかっています。元気が渋滞すると、後天の諸々の気(飲食物から摂取する栄養)を資源として、臓腑の強調、心身の健康を助けることができません。
元気は三焦(さんしょう)を通じて、全身に到達し、気化作用の助けを借りて、生理功能を発揮します。気化とは即ち気の運動転化の過程です。中医では、気化の場を三焦と位置づけています。
三焦は、上焦、中焦、下焦に分けられ、上焦には肺及び心があり、肺の功能である受納、及び、精気の宣発を主にして全身に気を送っています。中焦には、脾と胃があり、功能は気化及び水谷の腐熟(発酵)、気血の化生です。
下焦には、腎肝があり、功能は濾過で、清濁の気を分別して水の通調をコントロールしています。
水谷は、脾胃に収納され、気化作用を受け、精微の気を生成し、気は上方の肺へ輸送されます。肺は、百脈(全身の気脈、血脈)を集め、心臓へ送り、心から精微の気は、五臓六腑、四肢、全身の骨に送られ、人体の各種生理活動を維持しています。
この元気が躍動しているからこそ、諸々の気は、物質に関与し、作用が相互転化し、気化のプロセスが進行するのです。
1.松(ソン)・静(セイ)・自然(しぜん)の三つが重要条件です。
まず大脳皮質をリラックスさせます。即ち思想、意識、情緒をリラックスさせ、それに執着したり、追求しようとしないことです。
次に、各関節をゆるめ、姿勢を硬くしないようにします。
最後に、臓腑をリラックスさせます。つまり、規則正しい食生活です。
喫煙、飲酒はせず、油っこい食物は少なくして、心・肺・胃腸に対する負担を小さくすると、内部の気は即ち「清霊」となって、頭部へ栄養を運ぶ気の働きがしやすくなります。
練功する人の心は静かで、又、環境も静かであることが重要です。環境が静かであれば、ある程度入静状態になりやすく、気功の功能も開発されやすくなります。
練功者は「清静」状態、即ち上へ昇る気が静であると、身体の生理活動が良好な状態に到達します。思想が清静であると、意識活動は順調且つ強くなり、潜在能力が開発されやすくなります。
自然 姿勢が無造作に楽になると、呼吸も自然に強迫的でないものになります。思推は自然でむやみに追求もなくなります。
「練功の循序」即ち扶正去邪ができ、人体の気が規律正しく進歩する過程で、自然に表れてくるものですから、たゆまず練功するうちに自然に発展します。水が用水路にそそぐようなものです。
その他、練功中にしてはならないことは、自然現象の出現を無理におこそうとしてはならないことです。そして、驚きすぎ、或いは喜びすぎ、恐れすぎを防止することです。
松、静、自然の三条件を守って練功しさえすれば、必ず成長してゆけます。



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